2016年11月27日日曜日

11月26日ランカウィに来ています

フェースブックに記事を入れていると、時折、Umineko通信にも書いた気がして
間が開く事があります。

報告が遅くなりましたが、11月18日にペナンを出港しました。
現在はランカウィで錨泊中です。

今は、乗員は2人。ペナン在住で今迄何回もUmineko乗艇経験のある
鈴木美希さんと私。プーケットでは辻野さんと磯田さんが乗船予定です。

ペナンでの最大の事件は若返りサプリとの出会いです。
ひょんなことから知り合ったマレーシア人の友人から進められ、
面白半分に試してみたらその効果たるは、凄いの一言。
ライブセルセラピーを身をもって体験中です。
写真は顔面の皺が一ヶ月で減って行く様子です。
肌の表面に塗るのでなく、経口で体の内部から若返りを起こすのが
凄いです。肌の改善は効果のほんの一部です。らしいです。


18日はペナンから北に40海里走り、マリンパークのパヤ島のブイを取りました。
暗くなって寝る前に、隣の無人の青い船がゆっくり近づいてきました。
ブイは船同士が当たらない様に設定してあるはずだから、大丈夫だろう、
だけど心配、とフェンダーを準備。本当に当たって来ました。
風が無く、潮の流れの具合で船形が違うと当たるまで寄って来るんですね。
要注意です。


ランカウィに着いたら、仲間が待っていました。2014年に参加したセイルインドネシア
ラリーで一緒だった仲間が迎えてくれました。早速、6艇の仲間とランカウィで知り合った
日本人、CoCoちゃんも一緒に会食を楽しみました。再会は初めて会うより感慨深いですね。
多くはこの海域でラリー到着以来、2年間ヨッティー生活を楽しんでいるわけです。


ランカウィに来ると行くのが当地のナマコ石鹸、日本訪問時にUmineko見物に来て
頂いた女性にプレゼントしていた、あのバティックに包まれた可愛い石鹸ですが、
それを売っているお土産屋のGayaminamiの訪問です。先回はプチゲストハウス
の建設中でしたが、今回はそれも開業していました。「FUUKA VILLA」という名前です。
ランカウィで小さな宿をお考えであれば、是非寄ってみて下さい。




ランカウィに着いたら、最大のお仕事はボロボロになったメインセールの
交換作業です。首都のクアの前の錨泊地にて25日に完了しました。
これでUminekoはヨットに帰りました。



26日はランカウィ日本人セーラー大集合という事で、キングスカップ4連覇を
狙うカタマラン「MinnieB」新井艇長とそのチーム、ホノルルで会い、サモアで会い、
またまたフィジーで会った「秋津洲III」の松下夫妻、最も真っ黒な船長・安部さん、
ここに住んでるCoCoちゃんの合計11人でランカウィの海鮮料理を堪能しました。

ランカウィにも日本人セーラーは増えました。

旧友との再会、新しい友との出会い満載のランカウィでした。
明日は出国手続きを行い、タイのリぺ島に向かいます。

2016年11月10日木曜日

イザベルさん

愛すべきヨッティー達、第二弾は独身、女性、スイス人の方です。

丁度、Uminekoの係留している桟橋の反対側ににマンタという名のモノハル艇、1981年製のGibsea36が接岸。中から猫が出てきて、Uminekoのデッキの探索を始めました。次は長身の女性が現れました。名前はイザベルさん。30代後半と思われます。

良く日に焼けた締まった体。本職はダイビングインストラクター。

ローザンヌの近くの小さな村に生まれたイザベルさんの10代の夢は、オーストラリアに行く事。学校を卒業し、測量士として働き、23歳の時に6ヶ月休職して念願のオーストラリア行きを果たしました。

夢を実現した後は何をする?
測量士の仕事を続けながら、次に思いついたのが、自転車で地中海を一周する事。
2009年にスイスを出発。南下して2年かけて地中海を廻り、気に入ったエジプトでダイビングのインストラクター資格を取得。

その中で、ヨッティーと知り合う機会があり、自転車はスイスの自宅に送ってオーシャンヒッチハイカーに転身。ヨットを乗り継いでバヌアツ、ソロモン諸島、パプアニューギニアをクルージングします。

この中で次の目標が決まります。ヨットのオーナーになる!
3年以内にヨットを買えなかったら、スイスの家に帰ると決め、2年間、旅とダイビングの仕事を続けながら資金を貯めました。

2015年にランカウィで80歳の夫婦からこの船を買う事に成功
それから一年半、東南アジアの梅をクルージングしています。
これまでの走行距離は4500海里。

バジェット派ヨッティーで購入後にマリーナに入ったのは、このストレイトキーマリーナが
初めて。アンカーとチェインに亜鉛メッキを施すために、このペナンに来ました。

彼女もヨットの訓練は受けた事が無い!ヒッチハイカーで船に乗っていたのが約2か月。その間に覚えた知識と、ヨットを買った後の実戦で操船を覚えたという事です。

先回の南アフリカのご夫婦と言い、イザベルさんといい、逞しいですね。

彼女の船にはダイビングコンプレッサー、カイトサーフィンセットが積んであり、ヨットクルージングも仕事にしています。

この海域で彼女の船に乗って、ダイビング、カイトサーフィンで遊びたい方は下記サイト
から連絡を取ってみてください。