2016年11月10日木曜日

イザベルさん

愛すべきヨッティー達、第二弾は独身、女性、スイス人の方です。

丁度、Uminekoの係留している桟橋の反対側ににマンタという名のモノハル艇、1981年製のGibsea36が接岸。中から猫が出てきて、Uminekoのデッキの探索を始めました。次は長身の女性が現れました。名前はイザベルさん。30代後半と思われます。

良く日に焼けた締まった体。本職はダイビングインストラクター。

ローザンヌの近くの小さな村に生まれたイザベルさんの10代の夢は、オーストラリアに行く事。学校を卒業し、測量士として働き、23歳の時に6ヶ月休職して念願のオーストラリア行きを果たしました。

夢を実現した後は何をする?
測量士の仕事を続けながら、次に思いついたのが、自転車で地中海を一周する事。
2009年にスイスを出発。南下して2年かけて地中海を廻り、気に入ったエジプトでダイビングのインストラクター資格を取得。

その中で、ヨッティーと知り合う機会があり、自転車はスイスの自宅に送ってオーシャンヒッチハイカーに転身。ヨットを乗り継いでバヌアツ、ソロモン諸島、パプアニューギニアをクルージングします。

この中で次の目標が決まります。ヨットのオーナーになる!
3年以内にヨットを買えなかったら、スイスの家に帰ると決め、2年間、旅とダイビングの仕事を続けながら資金を貯めました。

2015年にランカウィで80歳の夫婦からこの船を買う事に成功
それから一年半、東南アジアの梅をクルージングしています。
これまでの走行距離は4500海里。

バジェット派ヨッティーで購入後にマリーナに入ったのは、このストレイトキーマリーナが
初めて。アンカーとチェインに亜鉛メッキを施すために、このペナンに来ました。

彼女もヨットの訓練は受けた事が無い!ヒッチハイカーで船に乗っていたのが約2か月。その間に覚えた知識と、ヨットを買った後の実戦で操船を覚えたという事です。

先回の南アフリカのご夫婦と言い、イザベルさんといい、逞しいですね。

彼女の船にはダイビングコンプレッサー、カイトサーフィンセットが積んであり、ヨットクルージングも仕事にしています。

この海域で彼女の船に乗って、ダイビング、カイトサーフィンで遊びたい方は下記サイト
から連絡を取ってみてください。

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