丁度、 Uminekoの係留している桟橋の反対側ににマンタという名の モノハル艇、1981年製のGibsea36が接岸。 中から猫が出てきて、 Uminekoのデッキの探索を始めました。 次は長身の女性が現れました。名前はイザベルさん。 30代後半と思われます。
良く日に焼けた締まった体。本職はダイビングインストラクター。
ローザンヌの近くの小さな村に生まれたイザベルさんの10代の夢 は、オーストラリアに行く事。学校を卒業し、測量士として働き、 23歳の時に6ヶ月休職して念願のオーストラリア行きを果たしま した。
夢を実現した後は何をする?
測量士の仕事を続けながら、次に思いついたのが、 自転車で地中海を一周する事。
2009年にスイスを出発。南下して2年かけて地中海を廻り、 気に入ったエジプトでダイビングのインストラクター資格を取得。
その中で、ヨッティーと知り合う機会があり、 自転車はスイスの自宅に送ってオーシャンヒッチハイカーに転身。 ヨットを乗り継いでバヌアツ、ソロモン諸島、 パプアニューギニアをクルージングします。
この中で次の目標が決まります。ヨットのオーナーになる!
3年以内にヨットを買えなかったら、スイスの家に帰ると決め、 2年間、旅とダイビングの仕事を続けながら資金を貯めました。
2015年にランカウィで80歳の夫婦からこの船を買う事に成功 。
それから一年半、東南アジアの梅をクルージングしています。
これまでの走行距離は4500海里。
バジェット派ヨッティーで購入後にマリーナに入ったのは、 このストレイトキーマリーナが
初めて。アンカーとチェインに亜鉛メッキを施すために、 このペナンに来ました。
彼女もヨットの訓練は受けた事が無い! ヒッチハイカーで船に乗っていたのが約2か月。 その間に覚えた知識と、 ヨットを買った後の実戦で操船を覚えたという事です。
先回の南アフリカのご夫婦と言い、イザベルさんといい、 逞しいですね。
彼女の船にはダイビングコンプレッサー、 カイトサーフィンセットが積んであり、 ヨットクルージングも仕事にしています。
この海域で彼女の船に乗って、ダイビング、 カイトサーフィンで遊びたい方は下記サイト
から連絡を取ってみてください。
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