土佐清水港避難は全くの正解でした。18, 19日は地元の漁船も休業。 海は小さな台風並みに荒れていたそうです。その18,19日の海を越えて19日の夜に一艇のヨット、 ハンター33が、入って来ました。海上は5mの波で、徳之島からここまで、170マイルを3日かかったという事でした。
逃げ込んだ土佐清水港は、 誠によく風と波から守られた天然の良港。18日は一日雨、 19日は雨&曇りでしたが、港内は静かなもので、ゆっくりと休めました。 近くには銭湯があり、ゆっくりお湯に入れました。
右スクリュウに巻きついた物を取り外すべく、 ハワイで買って一度も腕を通した事の無いウェットスーツを着込み 、勇ましく雨の土佐清水港に潜りました。右スクリュウを見ると、信じられない光景が。
無い。絡んで無い。 スクリュウの根本には数本の海草が絡んでいただけでした。 海草は港内で自然に落ちたようです。
ここの食べ物の名物にマンボウの天ぷらがあります。 これはこの地のユニーク料理と言う事で、 歯ごたえがしっかりしていて、肉も甘味があり楽しめました。ウツボのたたきも食べました。
この地は日本で一番遠い所---離れた所にあります。 主要都市から辿りつくのに最も時間がかかる--- という時間的遠さです。
ここで、田中さん下船、峯田さん乗船で、 3人で20日の午前7時20分、愛知に向けて出発。
とりあえず、三河湾内の佐久島に向かいます。 ここで佐藤は航海記の原稿作成に集中、 27日の午後に衣浦ヨットクラブに入ります。
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