串本ではトルコが親日になる原点の一つ、 トルコ船エルトゥウルル号遭難の記念館、日本最古の石造り灯台、樫野埼灯台。ペリーより先、1791年に日本に来た、アメリカ帆船レイディ・ ワシントン号の記念館、本土最南端潮岬と観光に励みました。
翌、9日には善木さんが下船。ここから2人旅になります。串本を午前6時40分に出港。田辺に午後2時半到着。
田辺では漁港に停泊しました。出発の準備をしていると、 丸長水産の社長さんから薄塩鮭とマグロの腹身の差し入れ。近くの喫茶店のご主人からは紀州の梅干しのパックを頂きました。
10日は田辺から和歌山マリーナシティに移動。久々のマリーナらしいマリーナに停泊しました。
11日は和歌山市内観光に費やし、12日に出港。鳴門海峡東側、淡路島の福良港に入港。
ここで、観潮船・咸臨丸に乗り、大渦の鳴門海峡の下見です。ここの潮の速さは日本一、時速約20㎞にもなり、 世界でも3つの指に入る速い潮流です。満潮、 干潮の時に海峡の南北での海面差が最大になり、流れが最速になる所。 現地では世界遺産認定の努力の最中でありました。
観潮船・咸臨丸で鳴門大橋の下に行きました。すごいですね。 海の段差というのを初めて見ました。太平洋側の海が1m位高く、 瀬戸内海側に海水がなだれ込んでいます。その周りでは大渦ができては消え、新しいのが生まれ、迫力満点。渦の見える側に乗客が集まり、船が傾くので更にスリル満点。よく観察すると、 渦と橋脚の間は潮が速くても抜けられる様に見えました。下船時に船長と話し、明日の通過時間作戦を確認。
魚には食傷気味だったので、 夕食は淡路島に2件しかないステーキハウスの一軒に行き、久々に柔らかい赤身の淡路牛を堪能。
13日は連れ潮の時間内にできるだけ鳴門海峡から離れるべく、 早朝に出港。海峡の潮は最速時間は過ぎていましたが、 囂々と川の如くの流れです。その流れの真ん中で現地の小型漁船は漁を行っています。
多少、小型の渦に乗り舵を取られましたが、無事海峡を通過。小豆島の坂出港に昼過ぎに入港。
自転車を借りて「24の瞳」映画村、岬の分教場、 丸金醤油工場の観光で午後を過ごします。
14日は坂出港を出港してアートの島、直島に移動。島の南の海水浴場沖にアンカリングしています。久々のアンカリング。遠浅の砂地の泊地です。夜空の星が綺麗です。
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