2013年9月11日水曜日

9月11日、バッファローからFairport

9月7日は午後から天候が崩れ、夕方には風は20-25ノットまで上がり、雨も加わって散々でした。6月に来た事があり、係留場所は判っていたので同じ所に無事着艇。2艇隣のヨットから見覚えのある顔が向かってきます。6月に来た時に知り合ったギタリストのクリスさん。
舫いを完了した所に、カナダナンバーの車が到着。ラリーで知り合ったカナダのご婦人、アイリーンさんが到着。Uminekoに2泊する事になっています。このマリーナは買い物に行くのに車が必要で、車が使えるのは助かります。
夕方には近くでヨット教室を開いているスウェーデン人から夕食のお誘いがありました。ヨットという共通項目だけですぐ友達が出来るのは、誠に嬉しい。ヨット遊びの素晴らしさの一つです。会場は自家製の浮き桟橋のクラブハウスです。ロブスターサラダとロブスターソースのフェチーニ。いい味が出ていました。

料理をしてくれた人はカリブ海でヨットの雇われキャプテンを長くやっていた人です。彼から面白い皿洗いの方法を聞きました。走行中、食後の食器を網に入れて海に落とせば、1時間もすればすっかりきれいになるそうです。今度、やってみましょう。

2次会はカラオケマシン、プロジェクターが急遽登場。元気のいいのはご婦人方でありました。今回はお好み焼きは無し(オーバーナイトセーリングで疲れていたので)。
8日はマスト倒しの為の準備です。セイル、ブームを外します。メインセイルの重たさが体にこたえます。
9日は午後からマストを倒し、エリー運河に戻る準備が整いました。晩御飯はマリーナのキャシーさんに、バッファローといえばバッファローウィングのバッファローウィングを売りにしている郊外のレストラン、Duff'sでご馳走になりました。この店では17種類の違った味のウィングがあります。名物はSuicidal。すっごく辛いです。

食べた後に10-15分位は口と鼻のあたりがしびれます。更にその上がArmageddon。死ぬほど辛い。バッファローに行った際は是非お試しください。住所は3090 Orchard Park Road, Buffalo, NYです。食後に船に戻ったら、クリスさんと奥さんのキャシーさんがお別れを言いに来てくれ、またまた一杯。
10日午前7時に出港。強めに南西の風が吹きナイアガラリバーを下るUminekoを押してくれます。川幅の狭い橋の下では流れが7ノットもあり、対水速度5ノットで対地速度が12ノットも出ました。ナイアガラリバーが2つに分かれる所で右に進み、更に30分進んだトネワンダという所で右折してエリー運河に入ります。運河内のロック、橋の営業時間は午前8時から午後6時までで、この間にしか移動できません。

9月3日のレイバーデーの後はこの地方のボート遊びはシーズンオフで運河はガラガラ。ストレス無です。最初のロックは2段の連続ロックで約15m下降します。下り楽です。登りの様にロープを力一杯引いたり、壁を押したりする必要がありません。前後からの風が強いとそれに対応してエンジンを使う必要があるだけです。ロックの後はエレベーター式の橋を9つくぐり、午後5時にAlbionという町に到着。ここは係留、電気、水道、シャワー、トイレすべて無料です。いい所です。
11日は8時に出港。昼間は34.5度まで上がり暑い日になりました。後部の足場に座って足を水にいれると天国。8つのエレベーター橋と2つのロックを越えてFairportという町で一泊です。ここはエリー運河の宝石と呼ばれている綺麗な町で、更にトイレとシャワーはエリー運河で一番いいとガイドブックに書いてあります。運河の両岸が係留所になっているのですが、オフでも7割は埋まっており、人気の町です。ここは電気、水、シャワー、トイレがついて一泊11ドル。カタマランは珍しく、更に日本国旗を上げたヨットは更に珍しく、多くの人が話に来ました。昼間の暑さもあって、対応に少し疲れました。






1 件のコメント:

  1.  フェアポートでお会いした藤田です。このあたりは日本人すら珍しいのですが、船で世界旅をされている方にお会いするとは思いませんでした。お話を聞けて元気をいただきました。今日は会社でラウルがスゲエ日本人を見たとふれまわっていました。これからの道中お気をつけて。

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