9月12日は午前8時30分にFairport出発。 天気は思わしくなく曇り時々雨。途中、 橋の袂で沈没しかけたヨットを浮上させる作業を行っている場所に遭遇。なぜこんな所で沈没したのか、全く分からないですね。
ロックを5つ越えてClydeという小さな村の無料係留所に午後 3時に到着。シャワーは無ですが、電気、水道、トイレは無料で使えます。村の酒屋で店番をしていたミシェルさんが昔のエリー運河跡に案内 してくれました。今、通っている運河は1918年開通の3つ目の運河で、 1825年開通が最初の運河、2番目が1862年開通。運河の大きさは徐々に大きくなっています。1825年開通の運河のロックではUminekoは通れないです ね。
9月13日、今日は朝から雨。午前7時50分Clyde出発。 Syracuseの北東にあるマリーナに午後3時に到着。寒いので、夜は海鮮鍋と日本酒で暖まりました。
9月14日は湖を縦断してSyracuseに買い物に行きました 。街の近くにInner Harborという所があり、係留できます。が、泥棒が多いという話だったので、私は艇に残って整備作業。 田中さんとサリーさんが買い物部隊です。作業をしているとアジア系の顔つき、 ちょっと色黒ですが日本人に多い顔です。 どこから来たのか聞いてみたらなんとブータン。ネパールに20年住んだ後、 5か月前にアメリカに来たとの事。
つぎは、自転車に乗ったベトナム人、 その次はタイ人のグループと、アジア系が妙に多かったですね。マリーナオーナーのクリスさんがマリーナを案内してくれました。ごちゃごちゃとした事務所は整理は全くされていないものの、 何でもあります。アヒルはペット。本人はボートのオーニングを作るプロ。 この作業場は整理されていました。夕方になると仲間が集まってきて、宴会モードになり、 一人が取ってくれたピザとチキンが夕食となりました。
9月15日は早朝にも関わらず、 クリスさんが田中さんを空港に送ってくれるという事で、 5時半マリーナ出発。田中さん、ご苦労様でした。
昼はサリーさんはクリスさんにキャンバス地の縫い方を教えてもら い、私はステンレスパイプのさび取りと後部座席の修理。 夕方にはクリスさんにボートで近くの小さな町のマリーナ見物に連 れて行ってもらいました。この町はその昔、 地下にあった塩水から塩を作る作業所がありました。 岩塩ではありません。地下に塩水の水脈があって、 それを汲みあげて天日で水分を蒸発させて塩を作っていたそうです 。この陸のなかで塩水から塩を作っていたとは!
クリスさんにはすっかりお世話になりました。
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