2012年6月17日日曜日

6月16日 エロマンゴ島


現在はタンナ島を出て北西に50マイル走って、隣の島、エロ漫画じゃなかったエロマンゴ島の小さな湾に停泊しています。西が海に面した静かな湾で、南東貿易風の風と波を完全に遮断してくれています。小さな村があり、数件の家がありますが、午後9時は真っ暗。まっくらです。

タンナ島では火山に感動しましたが、その他の思い出を少し。

この湾には世界中からヨットが来るようです。村の住民はヨットが来るとカヌー(ここのカヌーは太い丸太の一刀彫)に乗って、観光ガイド、魚のセールスに来ます。お蔭で、イセエビ、ワタリガニ、ボラに似た魚を手に入れる事が出来ました。海鮮鍋、カニ鍋、お刺身と海の幸を楽しめました。でもすべて有償。北半球の島では商売抜きでしたが、南太平洋の島はビジネスマインドを強く感じます。

「たなかそうり」 ---タンナ島のバヌアツ人は時々そういいます。日本人にとっては故田中元首相を思いますがなんとここでは「ありがとう」という意味。 田中真紀子議員がここに来れば嬉しいでしょうね。毎日「たなかそうり」

8日に湾内で波に煽られてテンダーがひっくり返り、カメラを紛失したと書きました。
昨日、島民が見つけたといって持ってきました。じつはダメ元で、島民の一人に見つけて持ってきたら1800円という話をしていました。

その話を聞いた島民が3時間潜って3m海底のサンゴ棚の下にあったのを見つけました。カメラは内部に海水が入っていて、3mまでOKの防水カメラでしたが海底で4日間波にゆられ、砂にもまれて残念ですが、NGでした。驚いた事にSDカードのメモリーは機能し既に撮影した画像も問題なく再生できました。


水没したSDカードから取り出した写真




Album
2012-06-16

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