バヌアツの首都ポートビラを出発して4日目、 オーストラリアまでの道のりのほぼ中間地点まで来ました。この辺りは波が高めです。3m位。 時々4m位の波も現れます。
舵の操作は最初の航海ではっきりした一番上手な奴、 オートパイロットまかせです。では4人の乗員は何をやっているか?
ワッチシステムは単純に3時間毎でやってます。日に2回、 操縦席に位置し、艇が正常に運行する様オートパイロットの機嫌伺い、セールの出し入れ、 セールのサイズの変更(リーフ)を担当します。
その他は食事作りと後片付け、 水を作ってタンクに入れる作業があります。
よって、暇な時間が一杯あると思い、電子化した本、DVD、 カラオケ、楽器等の暇つぶし物を持ってきました。
が、縦に、横に、斜めに大きく揺れる環境では、 やる気が起きないですね。
船室で寝るか、キャビンで目を閉じてるか、 コクピットに出て風に当たって波を見るかが現実です。
ワッチも夜間はまずは星が出ていると南十字星を観察し、 その他の星座を楽しみ、イヤホンから流れる音楽に合わせて、声を出す人、唸る人、 タクトを振る人と寝ないように努力をします。楽しみは何マイル近づいたか?
こうして1週間が過ぎると陸地が見えてくるでしょう。
オーストラリアの検疫は世界一厳しいという事で、 どこまでやられるか?が興味深いところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿