日本全国は山中教授のノーベル賞受賞のニュースで一杯の様ですね 。
偶然に無線機のチャンネルを回したときに聞こえてきたNHKの短 波放送で、聞きました。
強い風は収まり15- 20ノットの南東の順風を受けてモーリシャス目指して進んでいま す。
波も1.5-2mに収まっており、快適です。 夜は長袖が必要になってきました。
この風が続けばあと4日、10月14日には到着できそうです。
22艇が走っていますが、 先頭と最後は800マイル近く離れてきています。
Uminekoの水のお話です。
Uminekoにはイタリア製の造水機- 海水から清水を電気の力で作る装置-が取り付けてあります。
毎時20リットルの清水を9Ahの電気が作ってくれます。
2日か3日に一回造水機を運転して100- 120リットルの清水を作り、船の水タンク( 左右合計で350リットルの容量)に投入。
この水を洗顔、手洗い、炊事、シャワー、洗濯に使っていて、 3人で一日当り40-50リットル使っています。
Uminekoには中型ヨットには大変珍しい座って使うバスタブ がついています。縦横70センチ、深さ40センチのバスタブです。中に30センチ高さの座るためのステップがついています( 写真)
この座って使うタイプは4mの波に揺られる船内でも普通にシャワ ーを浴びる事ができました。優れものです。立って使うタイプでは、揺れる時は怖いですね。
ここに座って、まず2リットルの水で体を濡らし、 石鹸で洗います。 タブの下にたまった水に今日着たシャツと半パンを浸し、それで体についた石鹸をぬぐいます。 石鹸のついた衣類を踏み洗い。よく絞って、 下にたまった水を手動ポンプで一旦排水します。 次に3リットルの水でシャワーを浴びて体に残った石鹸を洗い落と します。下に溜まった水で衣類をすすぎ、終わり。5リットルの水で毎日体を洗い、 洗濯をしています。
ラリー参加のある艇は1時間180リットルの能力の造水機を積ん で2人で使っています。
日本艇「秋津洲」には檜風呂が取り付けてありました。上には上がいるものです。
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