2013年6月12日水曜日

6月12日、ロック30まで通過

6月11日は雨の降る中を船を陸から水に戻し、運河クルーズに復帰。
湿原の様な所を通り、白鳥に出会い、豊かな人の家、そうでない人の家の裏を覗きながら進みます。途中でオンタリオ湖とエリー湖への運河の分岐点にさしかかりました。

オネイダ湖からここまでは流れは下りで0.5-1ノットプラスになってたのですが、ここからは再び上り。0.8-1ノットの流れを遡る事になります。

右に行けばオスエゴ運河を通ってオンタリオ湖に出ます。此処までは、丹羽徳子さんの「クルージング讃歌」という本で紹介されていますが、この先はUmineko通信で初公開。
日は長いのですが、ロックが稼働している時間は午前8時から午後6時までの10時間なので、この間で行けるだけ進みます。

11日の夜はロック25の手前側の壁にて一泊。嬉しい事に係留費はタダです。設備は何もありません。朝まで電気が通じていた温水タンクの80リットルの水がまだ暖かいので、船内のシャワーと使います。
今日12日は朝から晴天。昼は半そで、半ズボンで久々の太陽を楽しみました。今日はロック25に始まり、ロック32の手前まで来ました。ロック30からロック32の間(なぜかロック31はありません)のFairportとPittsfordという街の間はエリー運河の最も美しい区間とガイドブックに書いてあります。
Fairportにはいると突然リゾート的な風景に変わりました。両岸に小奇麗な店があり、運河クルーズの船、カヤックで遊ぶ人、サイクリングを楽しむ人、釣り、ジョッギングを楽しむ人が沢山です。豊かなアメリカを感じさせてくれます。

今夜はPittsfordの公園に設置された岸壁に舫いを取りました。綺麗に整備された所で、電気と水道があります。トイレ、シャワーは無し。お金を払う場所があるのか無いのか判りません。公園のベンチで晩御飯を食べていた家族と知り合いになり、近くのスーパーに女子2人は車で連れて行ってもらいました。後で聞くと、支払い時に足りなかった額を払ってくれたそうです。綺麗な街に親切な人。いい所ですPittsfordは。









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