無風、方向の定まらない弱い風に悩まされながらティモール海を抜けてインド洋に入りました。
バリ島までの960マイルの中間地点を過ぎました。
釣り具のヒコーキが消えていました。おそらくサメです。
グレートバリアリーフでは、潜水板を食いちぎられました。その後に水力発電機の大きな真鍮の重り付きのプロペラを食いちぎられました。サメ嫌い!
殆ど真西に進んでいるので、落日が毎日見られます。
太平洋では、水平線の彼方に雲があって、太陽が水平線に落ちるところはなかなか見れませんでした。ここでは水平線に沈みゆく太陽が見られます。
何回見ても落日は美しい。毎回、違います。ビールを飲みながら見るとさらに美しい(写真)。美しい落日を見た回数と幸せは正比例する気がします。
2晩前に幻想的な物を見ました。夜の11時半、夜光虫がかなり見られる海域だったので、トランポリンの間から、夜光虫を観察しようと船首に行って、下を覗いた時、両船首の間にいくつもの光が右に左に前に後ろに動いています。時々、プシュという呼吸音がしました。
イルカです。イルカの体の周囲が夜光虫で光っています。昔の映画、青いサンゴ礁の1シーンの様でした。感動物ですが、暗くて写真は全くダメでした。画像で伝えられないのが、誠に残念。
落日後、風が全くなく、油を流したような海面で写した写真とラリー艇の多くが装備している不思議なスピン、パラセーラーの写真も添付します。セールにひさしがついているようですね。アッカンベーとも見えます。
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