ここに到着して6日目。初めてのカリブ海---ヨット天国を楽しんでいます。昼の気温は33度位に上がりますが、湿度は40% 程度で日陰で風があれば誠に快適。夜は26度位に落ち、暑くて寝られないという事はありません。
まずは、訂正。 先回ここのマリーナの係留料は高いと書きましたが、 数字はUSドルでなく、EC(East Carribean dollar)で、50%引きで一泊約3000円。50% 割引が無ければ高めですが、 設備を考えるとそれくらい取られてもおかしくないなといったところです。
朝は整備作業、午後は昼寝をして体を休め、 夕方からごそごそという生活をしています。整備は---マストのチェック、トッピングリフトロープの交換、 テンダーエンジンの分解掃除、スピードメーター修理、ステンレス部の錆落とし、壊れたドアラッチの作成、 スタンチョンの補強、ジブファーラーの飛んだネジの取り付け、冷蔵庫の掃除等々。
午後は、暑ければプールに行って体を冷やし、 喉が渇けば爽やかな風の吹きぬけるバーで冷えた生ビールで一杯。ヨットのトランポリンに日陰を作って横になれば、 気が付けば夕方。またまたバーに足を延ばし、他艇の仲間とビール、ワイン。一昨日は地元の料理( 小皿で20種類でてきました)を楽しみ、昨日はボーカルとサクソフォーンのミニコンサートをかぶりつきで 聞き入り、今日の夕食はテンダーに乗って対岸のレストランに出向き、 蟹を食って、天井に落書。誠に、カリブ海のヨット天国を満喫しています。まだ肌寒い日本の皆さん、申し訳ありません。
明日は、 後方のトイレに返り防止用に買ったベントループの取り付けで、 ここでの整備は終わり。
夕方はラリーのパーティ、明後日は島内観光ツアーの予定です。来週は船を上架してスクリュウピッチの変更、 セールドライブオイルの交換、船底のチェックの予定です。
テンダーのエンジンを買いました。現在のホンダの4ストローク、 2馬力では向かい風の強い時に力不足です。先進国ではもう販売されてない2ストロークの小型のエンジンが、 ここで消費税無、ARC10%割引で買えたので、入手しました。ブランドはNissanですが、 製造はトーハツです。3.5馬力でギヤも何も無し。重量は12. 5Kgで現在のホンダと同じ。片手で持ち運べます。 使ってみると2馬力と3.5馬力ではさすがに違います。これで、強風の向かい風でも安心です。
マリーナにVibrant Curiosityという大型のモーターボートがいました。 86mの巨大モーターボートで100億円を少し下回るお値段の船です。 ドイツのねじ製造業の社長さんがオーナーらしいですが、 従業員の給料をカットする一方でこういう高価なおもちゃを買っていると批判した記事が載っ ていました。写真を取ろうとしたら、ガードマンにNo Pictureと注意されました。不愉快ですねえ。
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