2013年10月17日木曜日

10月17日、ICW(Intra Costal Waterway)に突入!

ICWはバージニア州ノーフォークからフロリダ州のマイアミまで全長947海里の内陸の水路です。ここを通れば外海に出なくてもフロリダまで荒海に揉まれることなく、外洋仕様でない普通のヨット、ボートで旅ができる誠に嬉しい水路です。船酔いの心配もありません。
只し、途中に開閉式の橋、ロックがあり、その時間は決まっています。水路には満干に基づく水流があるので別の意味のかなりきめ細かいナビゲーションが必要になります。エリー運河の如く、ロック、橋の手前で無線で開閉を依頼するような訳にはいきません。
今日は5マイル先の橋が通勤時間の6時半から9半時までは開かないので9時半に合わせてマリーナを8時半に出発。少し行った所で、普段上がっているはずの鉄道橋が下りています。橋の手前には10艇のヨット、ボートが待っています。20分位待って橋が上がり、待っている船が一斉スタート。

幅の広い曲がりくねった水路を進むうちに機装能力の違いで順番が自然に決まってゆきます。
全艇急いでいます。この先の橋の9時半の開きに間に合わせるために。Uminekoの機装能力は低いので後ろから3番手。我々がその橋をくぐる時はゆっくり橋を降下を始めており我々はセーフ。最後尾にいたカナダのヨットは残念ながらアウト。
この橋の先で水路は東ルートと西ルートの二手に分かれます。Uminekoは西ルートの方が綺麗と聞いていたので西ルートを選択。右折します。曲がりくねった水路を進みます。

エリー運河では周囲の木は白樺が多かったですが、ここでは松が多い。水面にはアオコの如くの黄緑の藻が沢山浮かんでいます。Duck weedと言うそうで、一日走った後に冷却水のフィルターを見たら沢山入っていました。

午後2時45分にビジターセンターの壁に到着。ここはGreat Dismal Swamp State Parkの一部です。
この湿地の成り立ち、歴史が説明してあります。この運河はその昔、奴隷を使って掘ったとの事。
早いですが今日はここで泊まります。無料は嬉しいですね。






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