10月7日の夜のNYCは空気が澄んで、 マンハッタンの夜景が素敵でした。花火が上がりました。何の花火かわからないですが。
8日は風が北風に変わり、 いつでも南に向かって出発できる状態です。燃料を満タンにし11時15分に出発。NYCさよおならーー
湾を出て海岸線から5-6マイル沖のラインを南下します。太陽が落ちると肌寒くなります。 日没後の空はオレンジ色のグラデュエーションで幻想的でありました。風は真後ろから吹き、弱め。エンジンを使います。
今回は操船者が2人なので、4時間毎に交替します。
夜の8時、 佐藤に替わる時になんとなく吹く気がしたので2ポイントリーフに 帆を小さくしました。12時の交替時間までには15ノットから20ノットに風が上がっ て来ました。12時の森さん交替後、アトランティックシティ沖で、 更に風速は増し、25-38ノットの強風と大きな波が襲ってくるようになりました。 波に舵が取られてオートパイロットでは対応できず。 真っ暗闇の中のマニュアル操船です。ジブは観音開き。 サーフィング時はGPSで最大17ノットがありました。
午前4時に佐藤に替わっても風は落ちず。 2時間のまマニュアル操船でCape Mayを回り込み、デラウェア湾に入りました。今度は真横から同じ強風を受けます。 船首で砕けたスプレーがデッキ、コックピットを洗います。湾を遡り、奥に行くにつれて風が前の方向に回ってきました。 エンジンスタート。
浅い湾に20ノットの風が2. 5ノットの潮の流れと真反対に吹き水面は凸凹です。奥まで行って左折するとデラウェア湾とチェサピーク湾の奥を繋ぐ 運河に入ります。入った瞬間にあの凸凹の海面はなんだったのだろうと思うぐらい静 かで風の無い世界に替わりました。
追い潮で順調に進み、運河を抜けてチェサピーク湾に入り、 Bohemia Riverという所にあるマリーナに午後4時に到着。強風下の夜間のマニュアルセーリング、疲れました。 きっと良く寝られます。
久々の外海、海の神様の大歓迎を受けました。
明日は46マイル走ってアナポリスに停泊し、ヨットショー見学、 World ARC同窓会で週末を過ごします。
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