2012年3月31日土曜日

世界1周の航海に出航!




2012年3月30日10時31分 
Hawaii Honolulu Kewalo Basin Harbor から、3年間の世界1周の航海に出航。
最初の寄港地は、Kiritati の Fanning Island。1050マイル。貿易風に乗って、一週間程度で到着予定。



‎30 March 2012, 10:31
UMINEKO finally starts for her 3years circumnavigation from Honolulu. Her first destination is the Fanning island of Kiribati, 1050miles away from Oahu island to the south. Probably one week to there followed by the trade wind.













2012年3月29日木曜日

2012年3月28日水曜日

船乗りは干し肉と酒 出航準備

牛肉の干肉に挑戦
2.8Kgの赤身の塊から、油を除き、7ミリ程度の厚さに切ります。塩60gと黒胡椒を両面にすり込んでテグスを使って干します。


オーストラリアまでのLeg1に積んだお酒
ビール180缶、日本酒5升、ワイン12本、ウォッカ、ジン、ラム、バーボン、焼酎---




2012年3月25日日曜日

Kewalo Basin 近況


隣の桟橋では日本艇「DOLCE」が1年8月のハワイ滞在を終えて、南の島を目指して出港。
24日には「AKITSUSIMA III」がモロカイ島に向けて出港予定。
30日には「Umineko」が出港。
トランスミッションのトラブルで足止めされている「サマーソルト」の4月末までには出港できそう。

2012年3月23日





Umineko旗を出したついでに記念撮影





 


 
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出航準備

3月初めから皆で続けた作業のおかげで、艇はほぼ準備完了。3月14日には上架してプロペラのピッチ調整を行いました。波・風がなければ8ノット程度は出るようになりました。

コックピットのスノコの強化に汗を流す


プロペラは角度を増して26度に調整



















AIS付きのVHFに変更。本船の位置、動きがわかります。設定した距離以内に入るとピーーー

レーダーより遥かに少ない電流で本船との衝突を回避出来ます。


















果物、野菜置き場1
在庫の見える化、FIFOが可能になりました。


















果物、野菜置き場2
コックピットの天井も野菜置き場に


















VHFのリモートマイクはコックピットのヘルムステーション横に設置 


















テンダーは空気を抜いて、ドッグハウスに固定 


風力発電機の支柱に斜めにステンレスパイプをつけて強化 


















干し野菜作りも始まっています。 


















ランニングバックステーのクラッチを新設 


















3ポイントリーフを備えた新セイルも到着 


















買出しも始まりました。
大型のカツオ、シイラに備えてギャフ、網も購入





















2012年3月2日金曜日

旗を上げてみた


上架整備終了


1月4日に上架して開始した整備ですが、13日に完了し、艇を海に戻しました。

主な整備内容

1、船底の古い塗料剥がし、ブリスターの補修、新船底塗料塗り
2、右のセールドライブユニット交換
3、左セールドライブの軸部防水シール交換
4、船室の角穴完全塞ぎ
5、右舵上部の削りとグラスファイバー積層
6、前部トイレのスルーハルバルブ交換
7、プロペラの分解、グリス充填

ボートヤードで陸に揚げた船に泊まり込み、3人でなんとか完了。

艇を海に下ろす前日は早朝5時半からサンダーでの削り作業をやったりでハードスケジュールでした。
削った古い塗料の粉、塗装剥がし溶剤、塗料のシンナー、エポキシ樹脂の粉、グラスファーバーの粉等
の中での作業で、皮膚についた何かで肌荒れ、痒みの毎日でした。
新しい船底塗料を塗り終えてマスキングテープを剥がすと、お化粧直ししたUminekoの完成で、疲れが
少し和らぎました。

下ろす日は13日の金曜日。悪い事が無い様に、事故、怪我に十分に注意を払いました。
海に下ろしてエンジンを掛け、交換し右側セールドライブのギヤを前進にいれると、あれ~
後進の推力が出るではありませんか!  やっぱり13日の金曜部でした。
 
ホームポートに戻り、コントロールレバーのケーブル取り付け部の反転にて対策完了。

AIS付きマリンVHFを取り付け

MAXPROPは複雑なスクリュウ

エポキシ樹脂調合

キールの下もサンディング

キャビンの大穴は埋まりました

ここのトイレは個室ドア付き

コックピットの階段を超えて

これが今回使ったリムーバー

サンダーでの古船底塗料剥がしは粉だらけになります

シャフト側の組み付けも慎重に

スクリュウ組立完成

セールドライブ交換とスルーハルバルブ交換完了

トイレコンテナに向かいます

トイレはKewaloの時より近いので楽

ブリスターにエポキシパテを埋めていきます

ブリスターを丁寧に掘ります

リップシール交換にセールドライブ下部をバラします

レバーと進行方向逆転を直すためにレバーをバラします

右舵の先端を整えます

右舵は十分に切りました

右舵をサンディング
右舵を積層後にペーパーで整えます

右舵上部をグラインダーで切った

下に降りたら
脚立のジャングルにぶつからないようにUminekoに帰ります

脚立を伝って

係留用のチョック、ホーンクリートも外します

古くて固着したバルブはタガネで切って取り外し

古船底塗料剥がしは重労働

最後まで面倒みてくれるSean君はいい奴です

作業も終わり、海に戻す準備が始まります

作業を続けているとあっという間に夕闇が

作業後は肌がやられ痒くなります

削りすぎたかな

首も痛痒くなります

重労働に汗を流す

新しい光源ですっかり明るくなりました

生まれて始めてグラス布を使っての修理ですが、なんとか出来ました

船底塗料塗りは力がいります

前進時はこうなります

打ち上げに船長はお好み焼きを

地上2mにあるすスイミング台に這い上がります
昼はマリーナ入口のお店のサンドイッチ

塗装後のマスキングテープ剥がしは嬉しい瞬間

木工も必要な技能です

夜のボートヤード

夜のボートヤード

上架整備

2012/01/06 5:38 に Koichi Tsujino が投稿   2012/01/30 6:55 に更新しました ]
1月4日の朝にこの艇を上架できる150トントラベルリフトを持っているKeehi Marine Centerに回航し上架。まずは船底整備とセールドライブの交換作業にいりました。

Keehi MCへの回航

Keehi MCへ到着

Keehi MCで記念撮影

Umineko釣り上げ

ひさびさのシャワー

古い塗料はがし

エンジンミニクレーン
古いSD20は取り外し