2012年6月30日土曜日

6月30日 マッカイまであと300マイル


30日の未明に西風が徐々に南に回り、明け方から南の風15-20ノットに変わりました。
JST1117の現在は南の風16ノット、2m程度の波の中を真西に向かって7-8ノットで帆走中です。ポジションは南緯22度44分、東経154度30分。晴れ、気温26度、湿度62%。

バヌアツのポートビラを出港して1週間。目的地のオーストラリアのマッカイまであと300マイルの地点まで来ました。

出発時の天気予報では、すべて追い風のルンルン航海の見込みでした。ところがオーストラリア南東岸に低気圧が発生。それが艇の南側を東に移動、その影響で航路に28日、29日に強い西風が吹き、西に向かっているUminekoに真正面から吹き付け、真正面の風に弱いカタマランは苦戦を強いられていました。その風も30日の未明より南に変わり始め、現在は南から順風に変化。Uminekoは快調に7-8ノットのスピードで帆走中です。予報によるとこの風は徐々に弱くなる様で、今は順風の中、距離を稼ぎたいです。
造水機は完全に沈黙状態になったので、着くまでの3日は節水モードとなります。シャワーは無し。とはいってもこちらは日本と反対に冬に向かっているので、気温は20-26度位。寒いくらいでシャワーの必要性はあまり感じません。
オーストラリアに着いたら修理項目、てんこ盛り。
左エンジンの修理、右エンジンのセールドライブ取り付け部の水漏れ対策、右舵シャフト上部の水漏れ対策、造水機の修理、ジブセイルの取り換え---

観光旅行の時間が取れそうに無い!

2012年6月29日金曜日

6月29日 カタマランは上りは弱いので苦戦中


28日の昼より西風が吹き始め、現在17-22ノット吹いています。
カタマランは上りは弱いので苦戦中。
SOGで215度に5-6ノットで帆走中です。
 
JST1013のポジションは南緯22度51分、東経156度22分。
晴れ、気温は26度、湿度50%。波高3m

6月27日 航海中は?


バヌアツの首都ポートビラを出発して4日目、オーストラリアまでの道のりのほぼ中間地点まで来ました。この辺りは波が高めです。3m位。時々4m位の波も現れます。
 
舵の操作は最初の航海ではっきりした一番上手な奴、オートパイロットまかせです。では4人の乗員は何をやっているか?
 
ワッチシステムは単純に3時間毎でやってます。日に2回、操縦席に位置し、艇が正常に運行する様オートパイロットの機嫌伺い、セールの出し入れ、セールのサイズの変更(リーフ)を担当します。
 
その他は食事作りと後片付け、水を作ってタンクに入れる作業があります。
 
よって、暇な時間が一杯あると思い、電子化した本、DVD、カラオケ、楽器等の暇つぶし物を持ってきました。
 
が、縦に、横に、斜めに大きく揺れる環境では、やる気が起きないですね。
 
船室で寝るか、キャビンで目を閉じてるか、コクピットに出て風に当たって波を見るかが現実です。
 
ワッチも夜間はまずは星が出ていると南十字星を観察し、その他の星座を楽しみ、イヤホンから流れる音楽に合わせて、声を出す人、唸る人、タクトを振る人と寝ないように努力をします。楽しみは何マイル近づいたか?
 
こうして1週間が過ぎると陸地が見えてくるでしょう。
 
オーストラリアの検疫は世界一厳しいという事で、どこまでやられるか?が興味深いところです。

6月26日 Mackayまでのほぼ中間地点


26日、JST1130のポジションは南緯20度7分、東経150度30分。
気温は28度、湿度58%%、南東の風17-20ノット、波高3m。
 
Mackayまでのほぼ中間地点まで来ました。西南西250度の進路で帆走中。
 
クルーは健康ですが、多少船酔い気味で食欲少ないです。

2012年6月28日木曜日

6月28日 方向性の無い弱い風 波はぐちゃぐちゃ


28日JST0950のポジションは南緯21度32分、東経157度36分。
曇り、気温26度、湿度67%。
昨夜から今朝にかけて風は北に振れた後、南、南東になって、また北に
振れるという方向性の無い弱い風です。波はぐちゃぐちゃ。
機走4ノットで250度に向かってます。

2012年6月26日火曜日

6月26日 進路242 7ノットで航行中


JST1230の位置は南緯19度13分、161度57分。
くもり24度、50%。風は南東15-20ノット、波高2-3m。
進路242に向けて7KTで帆走中です。
2人船酔い気味。

2012年6月25日月曜日

6月24日 バヌアツ ポートビラ出港 25日 7.5ノットで帆走中


6月24日 バヌアツのポートビラを出港
Mackay東のリーフ地帯を避けるためにリーフの南端(南緯22度27分、東経152度39分)を
目指してほぼ真っ直ぐに走り、リーフの中に入った後北西に進路を変えてMackayに向かいます。
距離は約1150マイルです。


6月25日、JST0940のポジションは南緯18度15分、東経165度16分。
天気は曇り。気温は29度、湿度50%、風は南東15-23ノット、波高2-3m。
7.5ノットで西に向けて帆走中。
昨日出発し、デイラン180マイル位です。

2012年6月24日日曜日

6月22日 ヤシガニ


ココナッツクラブーヤシガ蟹がここの名物の一つらしい。はさみが強力で年に何人も指を失う人がいるくらい凶暴な蟹です。レストランを当たってみましたが、シーズンはずれでどこもNG。

たまたまマーケットで3匹ほどが並んでいました。大5400円、中2700円、小900円。凶暴なやつを動けなくするために紐でぐるぐる巻きにしてあります。

これを買って、ここの食堂のおばさんに料理をしてもらう作戦を立案。

作戦は当たりました。大と中を6300円で手に入れ、加工賃4人分のディナーに加工で2500円。

姿はヤドカリの親分の様で醜いが中身は濃厚な蟹の味。満足。










6月23日 広島お好み 焼き


マーケット内の食堂で昼ご飯を食べている時に、偶然に4人の日本人グループが隣のテーブルに。話をしてみるとJICAの職員の皆様で、話の流れはヨットでお好み焼きをすることに。

南太平洋お好み焼きを広める活動、2回目。今回はJICAの職員の方、大変親切なオーストラリアのご夫婦を招き、宴会&作り方指導会を開催。




6月21日 夜の天ぷ ら


艇内では危険なため、揚げ物をやらない事にしています。
そこで、陸上で天ぷらを揚げる事にしました。星空の素、久々の天ぷら。通りがかりの人にも提供し、日本の味、揚げたての天ぷらで交流。うまかった。








バヌアツ ポートビラ


6月18日の朝にポートビラに入港しました。ここのマリーナは町のほぼ中心にあり、艇を岸壁に直角に舫い、電気と水道を繋げるようになっています。一泊2800VT(約2500円)温水シャワー、トイレがすぐ近くにありなかなか便利な所です。

マリーナの事務所で手続をしている時に、日本艇「景虎」の長尾船長が残していった三角旗が壁に貼ってあるのに気が付きました。5月12日の日付です。今頃、景虎はどのあたりにいるのでしょうか?
この町は、オーストラリア人を中心に白人観光客が多いなあというのが、初めての印象です。アジア系はあまり見かけません。レストランの値段は高いですね。観光客値段です。日本の1.2-1.5倍位の感じです。簡単な昼食で1000円を超えます。
ガソリンスタンドとかスーパーマーケットとかは建物、設備共に先進国のそれと変わりません。今まで訪問した国々より進んでいる感じです。
現地の人が行くマーケットに行ってみました。青い葉っぱ物が他より多いです。ここの値段は安め。でもフィージー、サモアよりかなり高い。マーケットの中には沢山の食堂があります。おばさん一人が一つのテーブルを持って営業していて40店位あります。値段は定食、量がたっぷりあって360円。ここは安い。味は全体に薄め。盛り付けも配色に気を使っている感じです。
マリーナの近くにタイマッサージ屋がありました。1時間2300円。これはお値打ちですね。
行けば行くほど儲かった感じがします。
DVDとカメラを売っているお店があり、ちょうどフジの5m防水デジカメがあったので購入。GPSもついてます。23000円程度だったので、助かりました。


造水機の調子が悪く、バヌアツの首都のポートビラに着いて後、修理を試みていて、もう出発の日になってしまいました。


現在、左のエンジンは潤滑系に問題ありで使えない状態。ジブセイルはほころびが目立ち、今まで3回おろして貼ったり縫ったりしてだましながら使っています。ハワイからここまでで4000マイル弱ですが、色々と壊れてきつつあります。







2012年6月19日火曜日

6月18日 バヌアツの首都、ポートビラ着


18日、バヌアツの首都、ポートビラに着きました。
次の目的地はオーストラリア東岸のMackayです。出発日として6月23日、24日あたりを考えています。距離は1150マイル程度で、潮に乗る方向なので東が南東が順調に吹けば、1週間程度の航海になるのではと考えています。

ポートビラ

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マッカイ

2012年6月17日日曜日

6月16日 エロマンゴ島


現在はタンナ島を出て北西に50マイル走って、隣の島、エロ漫画じゃなかったエロマンゴ島の小さな湾に停泊しています。西が海に面した静かな湾で、南東貿易風の風と波を完全に遮断してくれています。小さな村があり、数件の家がありますが、午後9時は真っ暗。まっくらです。

タンナ島では火山に感動しましたが、その他の思い出を少し。

この湾には世界中からヨットが来るようです。村の住民はヨットが来るとカヌー(ここのカヌーは太い丸太の一刀彫)に乗って、観光ガイド、魚のセールスに来ます。お蔭で、イセエビ、ワタリガニ、ボラに似た魚を手に入れる事が出来ました。海鮮鍋、カニ鍋、お刺身と海の幸を楽しめました。でもすべて有償。北半球の島では商売抜きでしたが、南太平洋の島はビジネスマインドを強く感じます。

「たなかそうり」 ---タンナ島のバヌアツ人は時々そういいます。日本人にとっては故田中元首相を思いますがなんとここでは「ありがとう」という意味。 田中真紀子議員がここに来れば嬉しいでしょうね。毎日「たなかそうり」

8日に湾内で波に煽られてテンダーがひっくり返り、カメラを紛失したと書きました。
昨日、島民が見つけたといって持ってきました。じつはダメ元で、島民の一人に見つけて持ってきたら1800円という話をしていました。

その話を聞いた島民が3時間潜って3m海底のサンゴ棚の下にあったのを見つけました。カメラは内部に海水が入っていて、3mまでOKの防水カメラでしたが海底で4日間波にゆられ、砂にもまれて残念ですが、NGでした。驚いた事にSDカードのメモリーは機能し既に撮影した画像も問題なく再生できました。


水没したSDカードから取り出した写真




Album
2012-06-16

6月16日 タンナ島出港


風、波の方向が南東に安定してきたので、JST16日0430にタンナ島を出港しました。

北西に50マイルのエロマンゴ島に今夜一泊し、明日の夕方に再出発。ポートビラを目指します。

JST0737のポジションは南緯19度15分、東経169度25分、晴れ、25度、44%。
風、波は南東から12ノット、2m。



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2012年6月15日金曜日

6月14日 ヤスール火山



この島に来た理由の活火山に行って来ました。ヤスール火山といいます。バヌアツ観光の目玉の一つです。

日本製の4輪駆動ピックアップトラックで浜辺から山の入口まで30分、入口で一人約3000円の入山料を払い、トラックは険しい道を這うように登ります。約20分で山頂の駐車場に到着。時刻は4時30分。周囲は暗くなりかけています。ここで、トラックの運転手は6時半に迎えに来るからと言い残し、下山。

建物はバラックのトイレがあるのみです。

風は強く、時々突風が吹くと黒い砂が舞い上がり、体に叩きつけて来ます。トイレの風下で、着替えます。砂混じりの強風対策です。体はレインスーツで包みゴーグルとマスクで顔を覆います。

ここから、火山弾がゴロゴロする急坂を登ります。活動が活発な時はこの道にも火山弾がガンガン降ってくる事になります。5分登ると見学所に着きます。正面からのえらい強風。風上に背中を向けざるを得ません。右手にっもう少し高い見学所があり、そちらに移動。風は横からの突風が時々くる程度です。

まだ薄明りの中、噴火口からは時折蒸気機関車1000台に一斉に蒸気を出させた様な腹を揺るがせる蒸気音。と共にオレンジ色の溶けた岩が中に舞います。スローモーションの画像を見ている様です。山肌からは、至る所から蒸気、噴煙が上がり、地獄の一丁目といった感じです。ゴゴゴーー、シューシュー、ドッカーン

午後5時30分になると空は闇に包まれます。噴火口の下のあたりはボーと赤い色が。薄闇では想像もできなかった火柱が轟音と共に吹き上げます。すごい! 迫力満点! 溶けた岩が目線より高く上がるとこちらに落ちてくるのではないか?との恐怖感も味わえます。 世界一火口の近くまで行ける火山という看板に偽りはありません。

是非、皆様にも体験頂きたいと強く思いました。

翌朝、ヨットに黒い火山灰が降っていました。風が湾の方向に吹いたようです。









2012年6月13日水曜日

6月13日 タンナ島


6月11日、午前11時 Uminekoはバヌアツ共和国、タンナ島に到着。キャプテンクックが初めて海図に記したという島の東側にある入り江、Port Resolutionに投錨。この入り江周辺は持っている3種の電子海図のどれも合ってなく、クルージングガイドにある簡単な5センチ四方の手書きのスケッチを参考にしました。

この湾の形はちょうど伊豆半島の陸が海になった感じ。船は修善寺あたりですか。波で削られて掘られて洞窟と奇岩が入口の両側で入ってくる者を見張り、北側は海に面し、うねりが入って来ます。西は急な斜面になっていてその中ほどから湯煙が。南から東にかけて黒い浜辺が広がり、数件の家が目に入ります。他に停泊中のヨットは無し。

海岸に髪の長い東洋人らしきが上半身裸、黒のゆるゆるズボンをはいてカンフーの練習をしています。だれだい?4ヶ月くらい前にジャッキーチェンがここで撮影をしたとの話を現地人がしていました。その残党か?

当日はテンダーの凶の日でした。エンジンにオイルを入れる時にオイルが足にこぼれてずるずる。次は、停泊海面周辺をチェックしている時に後ろからの高波にああっという間に完沈。起こしてもエンジンはかからず。艇に戻ってみると、カメラが無い。悪い事が4つ起こったので、次はいい事が4つ起こるでしょう。

この島は世界で最も噴火口に近づける活火山とバヌアツの古い習慣を残しているのが、特徴の島だそうです。観光が楽しみです。






Album
2012-06-13 Tanna

2012年6月11日月曜日

6月10日 タンナ島到着


ST10日0800にバヌアツはタンナ島の東側、Port Resolutionに投錨しました。
ここで低気圧が去って風が南東に戻るのを待って、北に120マイルのPort Vilaに向けて移動する予定です。14日か15日になると考えています。

現在のポジションは南緯19度32分m東経169度30分。雨、気温は27度、湿度62% 。


Port Vila


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6月10日 バヌアツま であと1日


Fijiには10日程度の予定が、結局3週間滞在しました。

ヨット乗りにとって大変快適な国でした。マリーナの設備、きれいな海、親切なFiji人、インド+中華の食べ物文化、割安な物価---またヨットで来たい国の一つです。

8日にそのFijiを荒波から守っているリーフの間を西に抜けて、現在3mの波の中をバヌアツはタンナ島に向かっています。Fijiで会ったヨット乗り全員から、「バニアツに行くならぜひこの島に行って活火山の噴火口を見てこい」と進められた島です。

3mの波と20ノット前後の風を左舷後方から受けて快調に進んでいます。でも久しぶりの3mの上がったり下がったりはつらい。げげっ!

明日の朝には着けそうです。それまで我慢我慢。




6月9日 VanuatuのTanna島に向かって帆走中


Fijiを出てVanuatuのTanna島に向かって帆走中です。

JST0714のポジションは南緯18度18分、東経175度4分。西北西に向かって7-8ノットで進んでいます。

天気は曇り。26度、70%。LCT8日の夜から南東の風18-24ノット。波高約3m。

3週間ぶりの揺れる船内で全員船酔い気味です。





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2012年6月7日木曜日

6月7日 Lauotokaに移動


本日、出国手続の為、FijiはViti Levuの北西のLauotokaに移動しました。

明日朝に手続完了次第、VanuatuのTanna島(Port Vilaの南120マイル)向かいます。

当地の新聞の天気予報ページに天気図が出ており、タスマン海に1000hpを切る大きな低気圧があります。その北側はかなり荒れているように見えます。




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6月6日 沖の浅瀬


桟橋からテンダーで15分沖に行くと、満潮では海面下に干潮では海面上に姿を現す浅瀬があります。ここは水深50センチから竜宮城。

亀はいませんでしたが、綺麗なお魚が一杯サンゴと遊んでいます。かわいい顔して人間に嚙みつく輩がいるのでに要注意。森さんは乳首を噛まれました。
























6月5日 BBQ


Musket Coveには小島にバーがあり、その周囲にはバーベキュー用の設備があります。さらに特筆すべきはお皿(陶器)とナイフ、フォーク、ナプキン、塩、胡椒が無料で提供される事。

材料を持ち込み、焼いて、食べて、食器洗いからは解放。素晴らしい!日本にもこういう太っ腹なところがあれば嬉しいですね。




6月4日 Musket Cove Resort


このリゾートはVuda Point Marinaから西に13マイルの位置にあるMalolo Lailai島にあるリゾートでヨット用のこれまた便利なマリーナがあり、ヨットに関係した色々な行事が行われています。ヨットは電気・水道のある桟橋付けかムアリングブイ付けを選べます。Uminekoは便利は桟橋付けを選択。これで一泊2000円ほど。

トイレ、温水シャワー、売店、レストラン、カフェ、バー、水遊びセンター(ダイビング、シュノーケリング、ヨット、ウインドサーフィン、カヌー、スタンドアップパドルボード)、ガソリンスタンドも完備。

風からも波からも守られて、揺れない水面、美しい風景、乾いた爽やかな風に恵まれ、ヨット天国です。夕焼けも格別。















2012年6月5日火曜日

6月4日 Malolo島 Musket Cove着

6月4日、JST1100に、Vuda Point Marinaを出発、Fijiの西端のMalolo島、Musket Coveに着きました。
7日までここに滞在します。



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2012年6月3日日曜日

6月2日 大黒屋


泥湯で久々の温泉を楽しんだ後の昼ご飯は日本飯で行こうと意見が一致。
空港近くの大黒屋にレンタカーを走らせました。
堂々たる日本風の建屋で、昼の定食は15フィージードル(750円)。
3人は奮発して25ドルの刺身&天ぷら定食。2か月ぶりに食べるまともな日本食でありました。
満足。




6月2日 泥温泉


6月2日はレンタカーを借りて泥温泉に行って来ました。

マリーナから舗装された道路を10分南下し、東に曲がると石ころ道になります。15分走ると人の横顔に見える岩があり、さらに5分進むと「Hot Spring and Mud Bath」と書いた看板があり、湯煙が立っています。ハワイを出て2月余り。やっと温泉に浸かれます。

案内の子が近づいてきて、源泉73度を見せてくれ、触らせてくれ、一人15Fijiドル(600円位)と説明。南太平洋の温泉です。考えることもなくすぐOK。案内の子は写すと言って我々のカメラを預かります。

まず、着替え室で水着に着替えます。最初が泥湯で、既に男女一組が顔を泥だらけにして浸かっています。木の階段を恐る恐るおりると、湯が冷たい。足が底に着くとぬるぬると沈んでいき、その中に木の葉とか枝とかが混じっていて、気持ち悪いです。水面の端にはカエルが。顔に泥を塗った、地獄の黙示録から出てきたような人が近づいてきます。手に泥を持っており目を閉じてと言って、顔に泥を塗ってくれます。案内の子が上から写真を撮ってくれます。 上は冷たく、泥の中は足先を深く突っ込めば突っ込むほど熱くなる湯です。頭寒足熱。

湯船から上がり、黄色のプラスチックタンクに入った泥を体中に塗ります。泥んこ遊び。楽しい。塗った後、乾くまでの間お土産を見てくれとハンドクラフト売り場へ案内されます。

土人になってきた所で記念撮影。

次にもう一回最初の湯船に入り、泥を洗い落します。その後に、30m歩いて暖かい湯船に移動し、さらに泥を落として、湯を楽しみました。とっても気持ちよかった。体が温まりました。上がると、マッサージはいらんか?と売り込みが。私は大好きですが、他の3人は苦手の為残念ながら、断る事に。

そうしている間に白人のグループ、現地人の家族と次々にお客さんが入ってきてお店は盛況に。お土産屋でカメの首飾りを買って、泥温泉を後にしました。