2012年12月26日水曜日

12月26日 、V & A Waterfront Marina


現在停泊しているのは、V & A Waterfront Marinaという比較的新しいマリーナです。元の倉庫地帯をWaterfront商業地区として開発が行われた所の中心にあって、Uminekoの後はコンドミニアム、左手には高級ホテルと水族館、正面にはホテルとショピングセンター、右手はコンドミニアムとなっています。4方向の写真を添付します。

このショッピングセンターはなかなか大きく、レストラン、飲み屋、ファーストフード、観覧車、映画館2つ(安い、最新作が500円)、スーパーマーケットが2店入っていてすごい集客力です。連日観光客、地元に人で大賑わい。小さな魚屋もあり、新鮮なマグロを置いてあるのが嬉しいですね。

係留料は電気、水道込みで一泊約5800円。高いですね。この地区のオーナーがドバイ資本になった時に、この値段に上げたそうです。その後、再び南アフリカ資本に戻りましたが、料金は高止まりのまま。

この停泊水面の中にオットセイがかなりの数住んでいて、時々ポンツーン上に上がってきます。こいつが臭い。強い動物臭を出すので、風上に来られると大変迷惑。時々、ヨットの係留してあるポンツーンでごろり。通ろうと近寄ると、立ち上がって威嚇してきます。退治法は水道の水。水中に棲んでいて水は平気と思いきや、ホースで水を掛けると逃げていきます。Uminekoの横に来た時は、これで水の中に帰ってもらいました。






2012年12月16日日曜日

12月16日、コンサート


Hout Bayにて知り合いになった歌手(Gary)の招待でコンサートに行って来ました。

場所はCape Townの街中のWestinホテルとくっついた国際会議場(CTICC)のホール。1500人席の立派なホールです。金曜から日曜にかけて合計6ステージ。

建物は全くの先進国基準の立派な施設です。入口にいくと、Garyのお母さんがチケットデスクに座っていて、そこで入場券をもらいます。チケットには100ランド(1000円)と印刷してありました。
チケットの席は一番後ろの列。ただし、前の席が空いていれば移動していいよとのアドバイスももらいました。

あっ、Hout Bayで歌っていたCan姉さん、バックコーラスのReeお兄さんがすっぴんで来ました。
さっそく、Can姉さんとはハッグ、Ree兄さんとは握手で挨拶。お父さんもやってきて、挨拶。、ワインを飲みながら会場が開くのを待ちます。Hout Bayの小野外劇場と違って沢山お客さんが入って来ます。白人と黒人の中間の肌色のカラードとインド系が主なお客さんの様です。日曜4時のステージで入りは7割位。土曜はほぼ満席だったとか。

コンサートのテーマはBoogie Wonderland。70,80年代に流行った曲を男2人、女2人の歌手が歌うという趣向です。バックはキーボード、ベース、ギター、ドラム、トランペットの5人。衣装を替える合間は2人のコメディアンが出てきて笑いを取る形で進みました。アバあり、マイケルジャクソンあり、スティービーワンダーありで懐かしい曲のオンパレード。ステージの4人はステージ衣装で歌っ、踊って、先日会った時の3人とは全く別の姿を見せてもらいました。

最初は一番後ろの席、途中で中ほどに移動し、終わった時は最前席で満喫。
楽しいひと時でした。









12月16日、ケープタウ ンへ


12月16日日曜日、午前5時半起床。今日は1週間お世話になったHout Bay Yacht Clubにさよならしケープタウンに移動する日です。ケープタウンまでは約20海里。天気は快晴、風はほぼ無。予報通りです。6時半、桟橋を離れ機走でケープタウン目指して北上開始。

右手の海岸線にはリゾートが続きます。ケープタウン名物のテーブルマウンテンが見えて来ました。海岸にはサッカーのワールドカップ時に作ったスタジアムが見えてきます。

日本国旗、ARC旗、Umineko旗、鯉のぼりを上げ、フェンダー、係留ロープをセットしてを入港の準備をします。港の入口に近づくと、どこかで見た船が。モーリシャスで中を見せてもらったHUGO BOSSがセイルを上げんとしています。お互い声を掛けあいUminekoは港に向かいます。丁度大型のカタマランが先行してマリーナを目指していたのでそれに続きます。

マリーナに入る為には橋を2本開けてもらわねばならず、橋のコントロール係との無線交信を省略しようと先行艇についていきます。最初の橋は橋が回転するタイプ。次の橋は中央が割れて跳ね上がるタイプ。

マリーナに入ると、歓迎がありました。オットセイの群れの歓迎を受けてマリーナのマンションの前に着艇。さて、係留ロープをつけようとすると固定用のクリートがポンツーンの根本に2つあるだけで、まだポンツーンは表面の板も一部張られず工事中。適当に縛って午前10時係留完了。
これで、今回の航海で最も危険と思われた南アフリカ南岸を渡り切り、インド洋から大西洋に入りました。

正直、ほっとしています。この先の南大西洋横断は最もスムーズな海域らしいです。

これも日本でサポート、応援を頂いている方々のお蔭。有難うございます。
今日は午後4時からケープタウンの国際会議センターで先日お友達になった歌手のコンサートに行きます。どんなコンサートになるか大変楽しみです。

























2012年12月9日日曜日

12月9日、ミニコンサ ート


近くのショッピングモールでミニコンサートがあると新聞のチラシに出ていたので、行ってみました。
歌手の名はCan Skylark。誰も知らないですよね。南アフリカでもまだ名が売れている人ではありません。チラシには16:30と書いてあります。16時35分に着いたら、まだ入口が閉じています。

チケット売り場があったので、内心無料ではなかったのか---と思いつつ求めます。一人600円。チケットには5時と書いてあります。近くにいた若者に聞いてみました。わははと笑って、「ケープタウン時間は約束の30分遅れが普通なのでそれを見越してチラシには16:30と書いてあるのだよ。」その若者に、この歌手について聞くと、2年前にCDを出して売り出し中という事です。
5時きっかりに開場。小さな野外劇場は約150人の客で一杯。左手に飲み物のテーブルがセットされています。買うつもりで行ったら、ワインも含めタダ。飲み放題。白ワインを頂いていると前座の弾き語りの男性がフォークソング調も歌を数曲。Can姉さん登場。写真と現物は大分ちがうなあ。写真は20代後半の雰囲気。現物は30代半ばかな?
歌はファンキーなダンス音楽風で、小さいながらエネルギー一杯に楽しませてくれました。途中で観客を選んで、前に出して簡単なフレーズを歌わせたり、躍らせたり、又、最後には入場券の番号でくじ引き、景品を出したり、サービス精神の旺盛なコンサートでした。
ちなみに声を掛けた若者は歌手で、今週の週末に国際コンベンションセンターで仲間4人とコンサートをやるとの事で、それに招待されました。600円は安かった。









12月9日、オットセイ島


先日までこの海域で良く目にする生き物をアザラシと呼びましたが、日本語ではオットセイが正しい様です。以前のUmineko通信のアザラシ君はオットセイ君に訂正。
今居るHout Bayの観光名物の一つが湾の出口にある小さな島--というより岩場のオットセイ見物。毎日3隻に観光船がほぼ1時間おきにオットセイ島へ出ています。その船がUminekoのすぐ横を波を蹴立てて進むので、我々からすると迷惑千万なのですが。
その観光船に乗りました。一人500円。強風の中を観光船は風に向かって進みます。オットセイ島の廻りは荒れる海の中をオットセイが楽しげにいろんな恰好で泳いでいます。岩場の上はオットセイで一杯。とても上陸する気にはなりません。足の踏み場も無い位にオットセイがひしめき合っています。ここまでくるとちょっと気持ち悪いですね。1,2頭がヨットの廻りで遊んでいればかわいいのですが。