2014年7月31日木曜日

7月31日、Kupangに到着しています。

ほとんど丸4日を使って470海里を走り、昨日30日にインドネシア、Timor島の西端にあるKupangという街に着きました。エンジンは約27時間使用。Kupangの手前でRoti島とTimor島に挟まれた海峡を通過しましたが、全く静かな海面でした。ここが一日前に通過した船は激しく波立っていたという事でした。3ノットの早い海流と27,8ノットの強風が反対に吹き、悪い波が出たようです。
 
その翌日到着の我々は静かに気持ちよく通過。既に20数隻のラリー艇が停泊しています。

一番風上にアンカーを取って片付けをやっていたら、6人の係官が乗った税関のボートがやってきて手続き開始。遅く着いた割に最初に手続きが始まり、ラッキー!20分位で船上手続きに完了。

テンダーを下して、上陸です。テンダーの上陸地点の浜にはのぼりが沢山立っています。日本の何とか観音の様。ビンタンビール、通信会社、ホンダののぼりです。

岸に近づくと、お兄さん達が近寄ってきて、テンダーを岸に上げてくれます。このテンダー運びと監視料が一日750円。安心してテンダーを浜に置いておけるのは助かります。

その後に陸上の手続きが待っています。一つの部屋に税関、検疫、イミグレと揃っていて、30分で完了しました。2年前にバリ島で半日かけて違った所にある事務所を廻ったのとは大違い。インドネシアの様に手続きの煩雑な国ではラリー参加のメリットが大きいです。
 
今日はミニバンで一日観光を行い、夜はKupang市長開催のディナー、明日は州知事主催のディナーの予定です。



2014年7月25日金曜日

7月25日、Sail Indonesiaラリー明日出発

前回の投稿から16日も経ってしまいした。この間、ずっと晴れ。雨の無いドライな空です。

7月13日に浦野さん、森さん帰国。その日に上陸が砂浜上陸で足の濡れるFannie Bayから、水道付の浮桟橋のあるCullen Bayに移動。ここのマリーナ内にはラリーに参加するもう一つの日本艇、Viva Laylaが停泊していました。マリーナのシャワー入口の番号を教えてもらい、ホットシャワーを使えるようになりました。有難うございます。お好み焼きに招待したり、水餃子ディナーに呼んで貰ったり、一緒にご飯を食べに行ったりで、親交を深めています。

毎日、水陸両用観光バスがUminekoの隣を走っていきます。
15日にサリーさん退船。
18日に辻野夫妻乗船。

19日はラリー事務局主催のBBQパーティ。2年前にWorld ARCで領事館訪問時に会ったインドネシア領事(新潟で修士課程)が挨拶に来ており、再開。今回は奥様同伴でした。

メインセールの破損修理も完了。その他の修理も完了。23日は買い出し。今回はスーパーの大形カート4台分。

今日25日は初めてUminekoを砂浜に乗せて、底に育ったソロモン諸島生まれ、オーストラリア育ちの青海苔を除去。ここは満干の差が大きく(今日は4m)砂浜の砂が締まっているので可能になります。

ダーウィンセーリングクラブには税関スタッフが来ていて、出国手続き。インドネシアのクルージングパーミット(CAIT)受領。Fannie BayでViva Laylaの隣で錨泊です。落日が綺麗でした。
 
明日、26日の現地時間11時にラリーは出発。西に430海里離れたインドネシアのKupangに向かいます。






2014年7月9日水曜日

7月9日、ダーウィン到着

7月3日に木曜島を出発して6日間で727海里をジブとエンジンで走り切り、今朝、9日の午前8時44分にダーウィンの北にあるFannie Bayという所にアンカーを投入しました。セイルインドネシアラリー参加と思われるヨットが沢山停泊しています。
 
海岸側にはダーウィンセーリングクラブがあり、今回のラリーのホストクラブとなっています。カタマランが入れるマリーナは一つだけあるのですが満杯の為、今回は26日の出発までアンカリング待機です。位置は南緯12度26分、東経130度50分。
 
2年前に来たダーウィンは毎日が晴れで暑いという印象でしたが、今回も同じように暑く、晴れています。Uminekoは航海中に全身潮だらけになったので、雨が欲しい所ですが、空を見る限り難しい感じです。造水機で作った貴重な水で塩を落としてやるしかありません。


2014年7月7日月曜日

7月6日、アラフラ海を西に帆走中

7月3日の午後3時に木曜島を出発。ダーウィンに向かっています。727海里の航海です。
 
ジブセールのみの為、スピードが出ないかと心配でしたが、南東の風15-25ノットに恵まれ、いいペースを保っています。5日の午後6時で残り303海里の地点まで来ました。オーストラリア北のアラフラ海は水深が50-60mと浅く、海の色は青でなく緑です。
 
午後6時の位置は南緯10度44分、東経135度5分。9日にはダーウィンに到着の予定です。

ダーウィンでは佐藤を除き、総員入れ替え。浦野さん、森さん、サリーさん下船、辻野さんご夫妻乗船です。


2014年7月2日水曜日

7月2日、木曜島到着

6月25日にガダルカナル島を出発して7日。7月2日午前8時に木曜島に到着しました。木曜島は風と波が悪いので対岸のホーン島にアンカーを打っています。1115海里走破、これは大体北海道の北端から九州本土南端まで位の距離です。これで太平洋を東から西まで横断完了。

25-35ノットの強風を2日間受け続け、メインセイルの上部が裂け、ジブファーラーのラインが切れ、右の清水ポンプが壊れ、造水機のポンプから水漏れ発生と色々とトラブルが出ていますが、乗員全員元気です。
 
オーストラリアの入国手続きは検疫官の男性1人と税関の女性3人Uminekoに乗り込みました。予想よりも短時間で終わりました。2年前のマッカイの検疫官よりは緩やかな検疫官でした。明日に買い出しを行い、燃料を入れて夕方に出発予定。メインセイルが使えないのでダーウィンまでは多少時間が余計に掛かりそうです。それでも11日か12日にはダーウィンに着くと思います。