2012年5月31日木曜日

5月31 日 FijiのViti Levuの北岸を西に航行中


ST0400のポジションは南緯17度29分、東経177度50分
晴れ、24度、62%。風は南風7ノットです。
 
今日は西側にあるMalolo島まで移動し、そこのマリーナに停泊予定。

2012年5月30日水曜日

5月30日 イルカ


Fijiの北東側の島(Vanua Levu)から南東側の島(Viti Levu)に移動しています。
ハワイを出発以来、ずっとずっと楽しみにしていたにもかかわらず、まだ会えずにいたイルカに、ここの海峡で初めて遭遇。6ノットで走っている時に、10頭位の群れが、Uminekoの周囲に。1回約3分、2ステージのサービスをもらいました。 ヨットの前を真っ直ぐに、斜めに泳ぎ回るイルカはかわいいですね。
今日はいい物を見ました。




5月25日 Fiji家庭訪問


森さんが値切ったことで親しくなったお土産屋の娘の家に家庭訪問に行く事になりました。25日の土曜日の夜7時に大鍋に肉じゃが入れてお土産屋前に集合。タクシー2台に分乗していった先はなかなか大きな家ですが、お父さん、お母さんがいません。家の都合で場所が変更、教会を兼ねた牧師の家で宴会をやる事になっていました。

家では女たちがまだ料理の真っ最中です。

テーブルには次々とできた料理が並べられ、なかなか力が入っています。我々の肉じゃがも参加。子供も含めると15人位が集まっていました。車座に座り、牧師さんと我々を連れてきた土産屋のHagerが挨拶をし、私がお礼を言った後に食べる前のお祈り。牧師さん、参加者全員の名を呼び、神様に感謝して食事のスタートです。

Fijiも男社会で、まずゲストの我々が、次に男性が皿を取った後に女性が皿に手をつけるという順番という事で、テーブルに並んだFiji料理を味わいました。味付けは全体に薄味で、素朴。心のこもった料理でありました。

食事の後は歌のお時間。Fijiグループはギターで、Uminekoグループはサックスで応戦。双方、国歌も歌い、最後に日本のお土産を渡して9時半にお開きとなりました。

久々にお酒抜きの宴会で、物足りなかった様な、すがすがしかったような夜でした。昔々のユースホステルで行われていた夕食後のミーティングを思い出しました。








5月29日 Savesaveを出発、Yasawa諸島へ向かう


艇の整備と海域の情報収集の後、JST29日0400にSavesaveを出発、Yasawa諸島に向かう予定。コースはFijiの2つの島の間を抜けて北西に向かう航路です。


現在Vanua Levuの西岸に沿って航行中。


天気は曇り時々晴れ。気温29度、湿度50%。風は南東10-13ノット。ポジションは南緯16度56分、西経178度36分です。


29日夜は、ここから6マイル北の入り江で停泊予定。



Yasawa Islands



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2012年5月28日月曜日

5月24日 日本丸寄港


5月24日早朝5時、無線の16チャンネルに日本人の英語が聞こえます。耳をすますと本日寄港予定のクルーズシップ、日本丸とマリーナとの交信です。空が明るくなりかけた頃双眼鏡で沖を眺めると、来ました。日本丸の登場です。ちょっと、ディンギーで近くにいってみよう--という事で、早起きした森、佐藤はホンダ2馬力船外機のスターターを引っ張ります。

マリーナから約半マイルの地点に日本丸はアンカーを降ろしていました。全長166m、23000トン、乗客定員550人濃紺の船体に純白のデッキが凛々しい日本のクルーズシップです。商船三井の船です。ここで見た初めての日本船です。感動があります。 早朝ですが、近づくと上部甲板に人影が見えます。手を振ると反応が返ってきます。向こうからは、現地人が歓迎が覗きに来たと見えたでしょう。今回のクルーズは日本を出発して南太平洋の島々を回る45日のコース。料金は一人138万円から760万円。乗客は約200人。損益分岐点のかなり下では。右舷船腹の水面近くに出入り用の台が作られ、Fijiの当局職員の乗ったモーターボートが近づいています。

マリーナへの帰りには現地人衣装に身を飾ったFiji男を乗せたモーターボートとすれ違いました。船内でセブセブの儀式とFijiダンスを披露するものと思います。

マリーナに帰ると、長ズボンの白シャツの日本青年がテラスを走っています。現地のアレンジを担当している旅行会社の方でした。乗客の上陸地点はこのCopra SHed Marina。柱にはバナナの葉が巻かれ、歓迎ムード一杯です。マリーナ前の道路の両側にはお土産屋が店開きの準部を始めています。

又、3台のバスがオプションの島内観光に備えてスタンバイしています。

日本丸のテンダー到着。117人乗りの大きなテンダーです。???なぜかプロの操船するテンダーが風も潮も無い桟橋に横付けするのに苦戦しています。 ありゃまあ。何とか横付けして中からは、上陸を担当するスタッフが上陸。乗客の上陸は9時30分から。

ん。森さんがいません。探すと道路のお土産屋の一つで店番をしているではありませんか!

第一陣の乗客が上陸して来ました。マリーナのテラスではバンドが歓迎の音楽を奏でています。乗客の平均年齢は70歳位でしょうか。90歳代の方もいるそうです。若い方はほんの数人。スタッフの皆様、安全管理、健康管理が大変と察します。ご苦労様。

森さんは日本語OK、日本円OK、米ドルOKと道行く日本人に声を掛けています。

Uminekoはマリーナに接岸。Umineko旗、日本国旗を掲揚。ヨットを所有している(た)方、興味ある方の目を引き、日本丸のスタッフの方も含めて10数名の訪問がありました。その中で仙台の伊藤義男様、麻紀様には差し入れまでして頂きました。お心遣い、大変有難うございました。

乗客の中に平さんの知り合いの方がいて30年ぶりの再会。世界は狭いですねえ。

森さんは途中で警官の職務質問にもめげず、商店主のHagar姉さん、そのお父さんと販売に奮闘。佐藤はあるお土産屋で木でできた60センチ位の棒状の物、先端に4本の細い突起が四画方向に出ている道具を買いましたFijiで昔使われていた道具だそうです。これは何に使われていたか?当てた方には後日、賞品を差し上げたいと思います。

商売繁盛を祝って、町で一番高いお店で夕食を取り、一日が終わりました。








2012年5月27日日曜日

5月23日 温泉


ここには温泉があります。さぶいさぶいサブサブには温泉はぴったり。マリーナから徒歩5分、「Natural Hot Spring」と書いた看板が見え、湯煙と小さな小屋の屋根が見えます。横にはグランドがあり、青年がラグビー、サッカーで遊んでいます。

さあ、入りましょう  といきたいところですが、温度は約70度で、湯船はありません。小石で囲んだ中で湯がボコボコと地中から湧き出しているのですが、湯船の中はタロイモ、ヤムイモさん達です。現地の人はこのお湯を料理に使っています。我々は温泉卵にトライ。ネットに卵をいれて待つ事15分。固ゆでの温泉卵の出来上がり。

丁度そのタイミングで、Wallisで会ったヘルガとジェーンのカップルが「Hi !」一緒に温泉卵を食べて再開を祝いました。
























5月23日 キャラオケ


5月22日です。昨夜、ICAの夕食の席でキャラオケ大会が宣言され、ICA参加者は我々の顔を見る度にキャラオケ、キャラオケと言います。バーに行くと黒板に6時からKaraokeと書いてあります。マリーナのスタッフもキャラオケ、キャラオケと呼びかけて来ます。期待は確実に高まっています。
人がくるか? 場がしらけないか? マシンは最後までまともに働くか? と心配の種は尽きません。
我々も絶対うたわないかん事になるなあ。杉浦さんは「出たとこ勝負や、日本の歌やるぞ」平さんはABBAの歌をやるつもりでプレーヤーで何曲か聴いていたものの、試しにカラオケマシンでやってみると、速さについていけず、悩み、日本の歌をやる事にしてその説明を英語で紙に書き始めて
います。森さんは初めから歌う気なく、心配全くなし。いいなあ。
5時半にバーに行き、装置のセット開始。バーのテレビとその反対側にプロジェクターで大画面を
投影し、音響もばっちり。 配線を引っ掛けられないようにテープであちこちに止めて、ハイ、準備OK。賞品としてハワイで買った缶入りアサヒ3本に出港時にもらった花輪を一本かけて雰囲気を出します。
6時になりました。まだ食事時間前で誰も来ないだろうと思っていたら、現地人の背の高い男性、Joeといいますが、ビールを飲みながら、曲目リストをめくっています。

最初が肝心。やってみる?と声をかけると、トムジョーンズの曲を選曲。この人、声はいいしうまいんだわ。いきなり93点。次に白人女性が恥ずかしがりながら熱演。73点。Joeが次に歌い、ほかの人が歌い始め、食事を終ってバーに来た人たちも参加して盛り上がっていきます。自分は歌わないが、曲目リストを持って曲のオーダーを取るや、マイクを握ってプロレスのリングアナの如く紹介、そしてさっとマイクを人に渡すWrightさんとか、10点台でもめげずに声を張り上げる奥様3人組とかの協力で大盛況と相成りました。ほっとしました。最後は皆で「Saling」を合唱してお開きに。
ニュージーランドの男は大変シャイ、女はめげずに明るいのが良くわかった夜でした。
24日には日本のクルーズシップが入るというので、現地の人々は準備に忙しい。客が240人の日本人と5人の他の国籍が上陸するという事で、お土産屋も上陸地点のこのマリーナの前に店を出すらしく、明日が楽しみです。
又、25日は森さんが仲良くなったお土産屋の娘の家を家庭訪問し、Fiji料理と日本の料理の夕食会が企画されています。こちらも楽しみです。




















5月23日 Savusavuのマリ ーナ


まずはここのマリーナ、Copra Shed Marinaの紹介です。

大変すばらしいマリーナと思うのですが、日本艇は今年に入って我々が初めてです。頻繁にこの地方を訪れるオーストラリア、ニュージーランドのヨットマンでは知らない者がいない位有名です。

マリーナの中には、ヨットショップ(ある程度の部品がある)、両替屋、お土産屋、軽食レストランレストラン、バー、インターネットショップ、宿泊室、旅行代理店、不動産屋、シャワー、トイレ、洗濯おばさん
等、ヨットでクルージング時に必要な物が揃っています。

ヨットは浮きブイと桟橋(電気、水道あり)係留が選べ、お値段もお値打ち。Uminekoで係留料は一泊1000円程度。さらに、マリーナ事務所の窓口のお姉さん、係員のおじさん、お兄さんは大変親切でフレンドリー。入国時に必要なヘルス、イミグレ、税関、検疫の各役人に連絡を取って、ヨットに運ぶ仕事もマリーナのスタッフがやってくれます。
 
日本のヨットマンの皆さん、Fijiに来る時はぜひSavusavuのCopra Shed Marinaに立ち寄って下さいね。
本当に良い所です。












5月23日 ICAディナー


ICAという組織があります。ニュージーランドのグループでIsland Cruising Association、略してICA。ニュージーランドからフィージー、ニューカレドニア、バヌアツは1000マイル余りで、多くのニュージーランドのヨットマン、ウーマンはバケーションにこれらの島々をヨットで回っています。この島回りをグループでやろうというのが、この組織で毎年10艇―20艇で来ています。参加者はニュージーランド、アメリカ、ノルウェー、オーストラリアと国際色豊か。
 
各泊地ではグループで一緒にできるお遊び、パーティを企画しており、ICAの参加者で無くとも、参加自由のオープンな雰囲気です。
 
21日の夜に近くのホテルでFijiの現地の踊りを見ながらのバーベキューパーティの話を聞いたので
皆で参加しました。踊りとバーベキューで一人900円。安い!(お酒は別でした)
 
ホテルは高台にあり、テラスから泊地が見渡せ、素晴らしい景観です。ちょうど空が晴れて星が姿を現す頃50人位いるでしょうか、腰に緑の葉を巻いた少年を先頭にダンスグループの入場です。 
男のグループの踊り、女のグループの踊り、男女一緒の踊りと続きます。音楽は子供を中心にした合唱でファニング島で聞いた歌声を思い出しました。
 
踊りが終わると、バッフェテーブルへ。サラダとパン、焼き物はラムソーセージ、鳥、魚です。食事が一段落した所で幹事が何か言って、数人の女性にプレゼントを行い、数人が喋った後に突然、幹事のデービットがこちらのテーブルを向き「日本の友人が明日の夜にバーでカラオケ大会をやるので是非参加してください」とアナウンス。今日の朝に、ICA参加者の一人とカラオケやるか?といった会話があったのですが、これで、明日はカラオケ大会を催す事になりました。
 
皆さん、耳栓を忘れずにと返すのが精一杯でした。えらい事になっちゃった。







5月23日 ダイビング


18日にこのサブサブに着いて以来、天気は曇りと強風の荒れ模様で良くありません。
22日にやっと晴れ間が出てきたので、スキューバダイビングに行って来ました。
波が無ければ、ハンマーシャーク(シュモクザメ)が見れるポイントに行く予定です。料金はマリーナから峠を越えて30分のスキューバのお店までの送迎付きでタンク一本4500円。お値打ちと思います。前日にカッターナイフ作業中に指先を切りました。水中に入ると血が出て獰猛なサメが寄ってくるのではないかと内心ビクビクしながら、船に乗り込みます。
船着き場は鏡の様な水面ですが、外に出ると南東の貿易風が10m以上吹いて荒れています。波は2-3m。サメのポイントは諦めて、島影のサンゴに覆われた海底が急に深くなるポイントへ。客は我々(平、佐藤)とカリフォルニアから来た女性の3人。女性客にはダイビング屋のおじさんが付、我々にはカナダ人のシンシアがガイドとして付き、久々のダイビングを堪能しました。
サメポイントでなくてよかったよかった。










2012年5月20日日曜日

SavuSavu

SavuSavu 確かに、よさそうなところです。


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5月18日 FijiのSavuSavuに到着


5月18日、LCT午前9時、Wallisから350マイルの航海を終えて、無事、FijiのSavuSavuに到着しました。素晴らしい泊地で、ニュージーランドのヨットを中心に、約50艇のヨットが停泊しています。

長くいたホノルルの港も便利でしたが、ここは陸と小さな島に挟まれた静かな幅100m位の水路に係留用のブイが浮かんでいます。ベースとなるコプラ シェッド マリーナにはシャワー、トイレはもちろんランドリー、レストラン2つ、バー、土産屋、ヨットショップ他がそろっていて、予定が無ければ半年位滞在したい所です。

次の目的地はFijiの本島の西端の島です。