2016年4月7日木曜日

4月7日、プエルトガレラヨットクラブ、プンタフエゴヨットクラブ、マニラヨットクラブ

ポルトガレラにはヨットクラブがあります。
 
湾の右手の奥、マングローブの林の中から桟橋が出ていて、そこが入り口です。
ちょっと、小型ヨットを借りて遊ぼうという事になり、ヨットクラブに借りに行きました。
 
桟橋の奥の静かな所に、立派な2階建てのクラブハウスがあります。
一階は事務所、トイレ、シャワーで2回がレストランという構成。
Wifiもあります。
 




小さな2人乗りの小型ヨットを借ります。地元のガキ、いや、少年達も同じヨットで
練習の様です。
ジブセール(前帆)を引くロープには引っ掛からない留め具があり、メインセール(主帆)
を引くロープはブームから出ているのを直接手で握ります。
舵棒とエクステンション棒は金属、プラスチックのジョイントで無く、短いロープで繋がれている
のみです。
水遊びにはこれで十分。最後はひっくり返って、少年に助けてもらうヨットもありました。


 
夕暮れ前に楽しんだポルトガレラを出て、50海里北西にあり岬に向かいます。
満天の星の下、夜光虫で一杯の海を静かに進みます。
風は後ろから穏やかに船を押してくれ、ドタンバタンはありません。
素晴らしいナイトセーリング。ヨットで来て良かったと実感する場面です。
距離が短いので、わざとゆっくり進みます。
 
朝になり、プンタフエゴヨットクラブの沖合に到着。ヨットクラブのある河口に
船を進めます。ここでは、ヨットクラブの前に錨を打っての錨泊。タダです。


ここは小さな半島全体が、リゾートになっていて、ヨットクラブはその施設の一部。

海岸沿いには立派な別荘が立ち並んでいました。
タダシャトルに乗って、リゾートの本館見学。レストランでハロハロを頂きました。
鹿児島が白熊なら、フィリピンはハロハロ。グニョグニョしたものと紫のアイスクリームの
乗ったカキ氷。甘く煮た豆も入っています。

 
漁師の夫婦は伊勢海老を売りに来ました。生きています。暑いので飛び跳ねる元気は
無いですが、手足は動いています。
値段交渉を楽しんだ後、4匹を1500ペソで購入。
全てねっとりと甘いお刺身で頂きました。
伊勢海老はこれが一番ですね。
 
マニラに入る前の最後の夜は誰もいない湾に行こうという事で、グーグルマップの航空写真を
頼りに現地調査。
条件は綺麗な水、陸側に家が無い、落日が見える。
4つの入り江をチェックし理想的な入り江が見つかりました。
ドラドコーブという名が付いています。
その水深6mに錨を入れます。
 
いや、錨泊に理想的な所でした。取り囲んでいる岸壁にはいくつもの洞窟があり、小舟で
入れます。落日は美しく、夕食は落日を眺めながら冷やした豚のしゃぶしゃぶとパエリャ。
感動ですねえ。






 
4月5日はマニラに向かいます。風は正面から。波も有って午前中はドタンバタン。
午後は風も落ち、静かな海面になりました。
マニラに近づくと、海上には沢山の網小屋が建っています。インドネシアで見た物と全く同じで
竹で作った箱の下の網を上下させて魚を獲る施設です。
それとバックの高層ビルとの対比が面白い。
 

マニラヨットクラブは古い歴史のあるヨットクラブです。が、聞いていた通りどぶ臭い。
桟橋に空きが無く、少し離れた所にある岸壁近くに柱とブイに係留ロープを掛けています。
悪臭はここまで来ないので、悪くありません。



 
紅一点、杉崎さんはここで下船して現実の世界に戻り、石垣島で下船した小島さんが

乗船。7日の朝に出発してパラワン島に向かいます。

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