2014年10月12日日曜日

10月12日、豊かなBelitung島

スマトラ島の東側に2つの大きな島があります。Bangka島とBelitung島という島です。バリ島に停泊中、Belitung島の代表がやってきて「是非来てください。5日間に渡る行事を計画、歓迎ディナー、
経由100リットルプレゼント、電話のSIMカードプレゼント、お土産プレゼント等、色々準備しています
と今までで一番力の入った受け入れを準備してくれている様なので、訪問する事にしてカリマンタン島から渡って来ました。

島の東にManggarという町があり、其処を流れる川に少し入った所に9日から停泊しています。
位置は南緯2度51分。東経108度17分。
 
この島は観光ガイドの地球の歩き方、ロンリープラネットのどちらにも記述がありません。人口は100万強らしい。
 
上陸すると、観光局の職員と高校生のボランティアーが歓迎してくれました。町を歩いた印象は(今までに訪問した他の島に比べて)道路がきれい、落ちているゴミが圧倒的に少ない、中国系が多い、タクシーが無い、物・お金をねだる人がいない、家の作りがしっかりしている---と豊かな印象です。無線機のアンテナが見える漁船も多いです。
 
経由100リットルは現地人価格は5000円程度ですが、インドネシアでは大きな金額です。なぜ、ここは豊かか? 錫が産出され、その鉱山会社の最大オーナーは島となっていて(インドネシア政府ではありません)上がる利益の多くを島の予算として使えるからです。お蔭で、学校(小、中、高)は無料、医療費も無料。
 
ワゴン車2台が確保してあって、買い物に送ってくれたり、パーティ会場に送ってくれたり、至れり尽くせり。Tシャツも一人に2枚プレゼント、買い物時にはボランティアの高校生が付き添ってくれ、重量物を運んでくれます。
歓迎ディナーの材料にエビ、イカが使われ、更に大瓶ビールが付いていました。(ビールは初めてです)浜辺で行われている地元のお祭りと合わせてあって、凧、帆船レース、踊り、She Maleのいる地元の歌手、参加者を引き込んでの踊りと色々楽しませてもらっています。
 
只、行事を企画しているのが若い連中で、高齢者中心のセイルインドネシア参加者には辛い盛り沢山の日程ではあります。まだ13日には学校訪問、バティックのファッションショー、14日には無料軽油の配布とあるのですが、残りの日数と移動距離から13日の朝には出発する事にしました。
 
今まで沢山の地を訪問しましたが、ここが最強のホスピタリティ。参加者から何とかお金を引き出そうというところが全く無いのも気持ちいいですね。











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