この国は2つの通貨を使っています。 昔からあるキューバペソと比較的新しいCUC( 兌換ペソと旅行ガイドには書いてあります)1キューバペソは5円、CUC1は110-120円位。キューバ市民はキューバペソ、 外人はCUCと分けられている訳ではなくて、 キューバ市民も両方の通貨を使い分けています。
安い生活必需品、バス代等がキューバペソ、 高価な物がCUCという感じで。
一般の人の月給は400キューバペソ前後。 27歳の体育の先生が375キューバペソ、 50歳後半のマリーナのマネージャーが400キューバぺソ。年金は65歳から支給で、現役時代給与の50-60%程度。
でこの給料でどうやって生活するか?
食糧は食糧チケットが配給か大変安く(50キューバペソ程度) 買えて、一人・毎月 米2.5Kg,黒豆、パン30個、芋、塩、油、野菜、砂糖、 卵5個、鳥、コーヒー石鹸、歯磨き等が手に入るようです。アパート代はタダ。電気、水道、ガスは有料。医療費、 学費はタダ。
400キューバペソで生きる事は可能ですが、外食とか旅行とか、 きれいな服、靴とかは無理。
余裕のある生活をする為にはCUCの収入が必要で、 外人旅行者から手に入れる方法と家族の一員を外国に出稼ぎに送る 2つの方法があるようです。
若者の多くは携帯電話を持っています。 スマートフォンもある程度普及しています。
外人旅行者に部屋を提供するのが手っ取り早い方法で、 私の泊まった民宿(CASAといいます) は2部屋持っていて一泊35CUC。これは少し高めです。宿泊費収入の10%を税金として納める必要があります。但し、 宿泊収入ゼロでも毎月150CUCは納める必要があるとの事。レシート類は無。民宿は価格も魅力的ですが、 キューバ人の家に入り込むという面白さがあります。
物価ですがこういう感じです。
1.5Lミネラルウォーター CUC1
野菜類1キロ CUC0.2-1.5
肉類1キロ CUC0.7-2
ロングライフミルク1L CUC2.2
缶ビール350ml CUC1
立ち飲みコーヒー(エスプレッソタイプの少量) CUC 0.1
カクテル(モヒート、キューバンリブレ、ダイキリ) CUC2-5
ラム酒1瓶 CUC2-10
床屋 キューバ人 CUC1、外人 CUC5
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