2014年6月6日金曜日

6月6日、秘湯

6月6日は午前中をジュゴン観察に費やし、10時に出港。今日は30マイル北に走ってAmbrym島にある温泉に向かいます。Ericさんのバヌアツクルージングガイドに緯度と経度が載っています。
 
午後3時にその場所の沖、水深4mの所にアンカーを打ちました。位置は南緯16度2分、東経168度2分。
 
この島は活火山が2つあり、火山活動の盛んな島です。真っ黒な砂のビーチにテンダーで上陸。ありました。広大な湯船です。胃袋の様な形をしていて100mX30m位ありますか。

早速入湯。写真でわかる様に人里離れたジャングルの浜辺です。誰も居ません。設備も何も無し。無料。底はぬるぬるした葉っぱの様な物---アオサの様な物が砂地の底に生えています。深さは首までつかる深さから膝までで丁度良し。右手からは木の枝が空を覆い、奥には岩があって風流です。

泉質はわずかの硫黄臭を感じますが、透明なつるつるした湯で塩分はありません。温度は36-38度くらいでしょうか。まさに適温。あがった後も体がぽかぽかの湯です。底の砂を足先で掘ると熱くなります。

今回の世界一周航海の中でも特筆の体験です。素晴らしい。残念な事に空は厚い雲に覆われています。晴れていれば、夕陽と天空に散らばる星が素晴らしいでしょうねえ。温泉好きの私としては1週間居ても飽きないでしょう。
 
バヌアツはアンブリュム島の秘湯レポートでした。





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